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Channel: 若者殺しの時代 (講談社現代新書)~InBook.jp
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日本のオトナの世界は小学校の小さい教室がいくつも集まって成り...

日本のオトナの世界は小学校の小さい教室がいくつも集まって成り立ってるようなものなのだ。小学校の教室で起こったことと同じことしか起こらない。いきなり目立ったりすることや、転校した直後の態度などはとても気をつけなきゃいけない。(P24)タグ: 社会コメントする | ReTweet

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便利な世界の困ったところは、一度、その世界に入ると、もう元に...

便利な世界の困ったところは、一度、その世界に入ると、もう元には戻れないということだ。僕たちは渡った橋をひとつずつ焼き落としながら、ひたすら平原を前に進んでいるのだ。橋を焼いたからには、進むしかない。(P168)タグ: 社会,あり方コメントする | ReTweet

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すべての商品とサービスが、消費者を王様のような気分にさせてく...

すべての商品とサービスが、消費者を王様のような気分にさせてくれる。世界は王で満ちあふれ混乱している。しかも世界は自分が期待しているほど自分中心に動いてくれるはずもなく、世界と自分との折り合いがつけにくくなってしまった。(P176)タグ: 社会,あり方コメントする | ReTweet

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ビデオとコンビニは、いくつかの楽しみを個人所有のものに変え、...

ビデオとコンビニは、いくつかの楽しみを個人所有のものに変え、集団で行動する原理を解体し、家族を解体し、家庭をばらしていった。そのおかげで、女性は家庭からも家族からも自由になっていったのだ。(P90)コメントする | ReTweet

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上の世代がおとなになって、おとなを演じてくれなければ、10代...

上の世代がおとなになって、おとなを演じてくれなければ、10代や20代の若者は、若者にさえなれないのだ。(P133)コメントする | ReTweet

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性情報は増えたが、何でもない男はただではやらせてもらえなくな...

性情報は増えたが、何でもない男はただではやらせてもらえなくなり、何でもない女は自分のどこを売ればいいかわからなくなった。(P139)コメントする | ReTweet

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ミステリー本が重くなっていったのは、筆記具の変化によるものだ...

ミステリー本が重くなっていったのは、筆記具の変化によるものだ。(略)1980年代はサインペンで書いていた。1990年代には、ワードプロセッサーで書くようになった。(P165)コメントする | ReTweet

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若者が自分で「ニート」といったときに、完全に逃げ道を塞いでし...

若者が自分で「ニート」といったときに、完全に逃げ道を塞いでしまった。ただ逃げているだけなのに、更生しなさいと言われるのだ。意味がわからない。(P193)コメントする | ReTweet

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「若いおとな」とはまったく別個の「若者」という新しいカテゴリ...

「若いおとな」とはまったく別個の「若者」という新しいカテゴリーが発見され、「若者」に向けての商品が売られ「若者」は特権的なエリアであるかのように扱われる。若い、という事に意味を持たせてしまった。一種のペテンなのだけれど、若さの価値が高いような情報を流して収穫しようとし成功する。(P45)コメントする | ReTweet

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